ユービーアイソフトは、参加にNFTカードの所有権を必要とする革新的なゲーム体験『Captain Laserhawk: The G.A.M.E』をひそかにリリースしました。同社の最新ブロックチェーンゲーム事業に関する重要な詳細をご紹介します。
ユービーアイソフト、NFTゲームのポートフォリオを拡大
『Captain Laserhawk: The G.A.M.E』の登場
ユービーアイソフトは、Eurogamerが12月20日に初報した通り、『Captain Laserhawk: The G.A.M.E』を静かにデビューさせました。このマルチプレイヤーアーケードシューティングゲームはブロックチェーン技術を採用し、ゲームプレイアクセスに仮想通貨取引を必要とします。
公式サイトによれば、本作はNetflixのアニメシリーズ『Captain Laserhawk: A Blood Dragon Remix』の世界観を拡張するものです。プレイヤーは『ウォッチドッグス』や『アサシン クリード』など、ユービーアイソフトの看板シリーズにこのデジタル世界で出会います。
従来の対戦型マルチプレイヤー要素に加え、本作は1万人限定の特別アクセスシステムを特徴とします。各プレイヤーは、シーズンランクから特別功績まで全てのゲーム内実績を追跡する「市民IDカード」を取得必須。これらのデジタルカードはプレイヤーの進捗に応じて動的に進化します。
参加には仮想通貨ウォレットの作成とNFT「Niji Warrior IDカード」(現在価格25.63ドル)の購入が必要。カード所有者には転売権利が付与され、二次市場での販売を通じて優れたプレイ記録から利益を得る可能性もあります。
ユービーアイソフトのMagic Edenマーケットプレイス掲載情報によると、ゲーム全面展開は2025年初頭を予定。NFT IDを早期に確保した採用者は開発段階で優先アクセス特権を得ます。
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Netflixの『Captain Laserhawk』シリーズは、『ファークライ3』の高評価拡張コンテンツ『ブラッドドラゴン』が原点です。このアニメ作品は1992年のアメリカを企業支配のテクノクラシー「エデン」として再解釈し、主人公ドルフ・レーザーホークの裏切りと反逆を描きます。
ユービーアイソフトは具体的なゲーム叙事の詳細を明らかにしていませんが、シリーズ同様のディストピア設定を共有。プレイヤーはエデンの市民役を務め、ミッション達成や社会参加システムを通じて進化するストーリーに影響を与えます。