『ファイナルファンタジーVII』のディレクターが、本作の販路展開や商業的パフォーマンスについて語るとともに、3部作完結編の開発進捗状況についても報告した。この壮大な物語にどのような未来が待っているのか、詳しく見ていこう。
Naoki Hamaguchi on FF7 Rebirth Sales and the Next Game's Development
FF7 Rebirth Achieves Strong Commercial Performance
最近、Automationとのインタビューで、『ファイナルファンタジーVII リバース』のディレクターである浜口直樹氏は、本作が「PS5とPCプラットフォームの両方で非常に好調に推移している」と確認した。具体的な販売数は公開されていないものの、この発言はゲーム市場での評価に関する憶測を払拭する意図がある。
堅調な販売実績を確認したほか、浜口氏は3部作完結編の開発が着実に進んでいることを明かした。「製作は非常に順調に進んでおり」、プレイ可能な部分はすでに相当数に上るとのことだ。ディレクターは「クリエイティブビジョンと構造設計が確立されており」、チームはプレイヤー体験の磨き込みに集中できていると強調している。
浜口氏は、3部作完結編を待つ間に新規プレイヤーには『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグラード』から始めることを推奨し、Nintendo Switch 2やXbox Series X|Sでプレイできる環境を整えた上で、『ファイナルファンタジーVII リバース』へとつなげていくよう提案した。
Multi-Platform Launch Considered for FF7 Trilogy Conclusion
発売当初、『ファイナルファンタジーVII リバース』は批評家から高い評価を受け、Game8からは96点(満点100点)の評価を与えられ、「究極のファイナルファンタジー体験」と称賛された。本作は複数の賞でもノミネートされ、いくつかの部門で受賞も果たしている。しかし、スクウェア・エニックスが2024年5月に発表した決算報告では、社長の上原将司氏がPS5版の販売数が「目標を下回った」ことを認めた。Famitsuによると、日本国内での初週販売数は26万部にとどまり、国産新作としては首位だったが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のPS4版発売初週の70万2,853部に及ばなかった。
2024年12月、プロデューサーの北瀬佳範氏はIGN Brasilとのインタビューで、スクウェア・エニックスは『リバース』の販売実績に満足しているものの、同社の今後は単一プラットフォーム独占から脱却すべきだと指摘した。浜口氏の販売状況改善に関する発言と合わせると、3部作完結編は商業的成功とプレイヤーのアクセス性を最適化するため、複数プラットフォームでの同時発売を目指す可能性が高いと考えられる。
第3弾の正式タイトルや発売時期はまだ発表されていないものの、浜口氏はプロジェクトが順調に進んでいることを確認している。『リメイク』から『リバース』まで約4年の間隔を考慮すると、彼の発言は完結編が予想よりも早く登場する可能性があることを示唆している。